病初期 2025年前半 プライバシーの問題もあり、時期その他はあいまいに記載しています。


黒点が(毛が切れている)あります。
結果的には全頭型に近い、円形脱毛症だった方の経過です。
一旦良くなったところでも、また増悪しているパターンになります。
上清液のメソセラピー(頭皮注射)を行った時に、頭皮下の組織が「粗」になっているのが、よくわかります。 どうしてわかるのか?
注射液がものすごくたくさん注入できるのです。 いくらでも注入できる……感じで注入できます。
普通の頭皮なら、0.2mL注入したら、タンコブのように膨れてくるのですが、、、円形脱毛症がひどい方は膨れないのです。
治療の具体的手技はメソセラピー(頭皮注射)と途中からは幹細胞上清液の点滴となりました。 ある程度の面積、急性期の病状だと、上清液の点滴の方が費用が安くなります。
3か所以上の円形脱毛症では、メソセラピーでは110,000円以上 かかります。 3か所以上のある程度の大きさの円形脱毛症なら上清液の点滴の方が安い、という事になります。
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治療がうまくいったとしても、効果はすぐに出るとは限りません。 円形脱毛症の炎症が鎮まっ(しずまる)ても、髪はすぐにははえません。 本当に炎症が治まっていても、毛包自体は休止期に一旦入って整えて新しい髪が発毛する、という感じになるはずと予想します。(予想というのは自分の知識としては。 最先端の医学知識をすべては知りませんので、今の学問的見解は違うかも?) すると休止期は約100日ですから、4か月は経過しないと新しい髪は生えてこないはずです。
2025年 中盤
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画像を拡大して確認すると、赤→のところ(全部、印つけていません)は明らかに髪が切れている所見です。 つまり、炎症はまだ残っている事はまちがいありません。
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写真の摂り方にもよりますが、一旦 髪ですこしは円形脱毛症の部位が隠れるくらいにはなりました。
2025年 後半
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しかし、また脱毛部位の面積が広くなりました。

拡大して確認すると、、、毛がまだ切れている、状況です。 炎症が残っている、という事。
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、、、のでまた脱毛部の面積が広がりました。。。

しかし、赤→ ← でかこんだあたりは新しい発毛がありそうな感じの「毛」の状態だと思います。 あきらかな断裂毛は見当たりませんでした。
2026年
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円形脱毛症に関してはある程度の数の患者様を診察・治療させていただきました。
いくつか、治る経過の中で、気づいた点がありますので、私見として記載させていただきます。
●タバコは電子タバコも含めてやめられた方の方が治療はうまくいっている。
なかなかやめられない、のは経験上わかります。 自分の医師生活40年以上で、実際にタバコをすぐに止められた方は「肺がん」で私が早期発見をして完治した方、5名くらいの方(父の跡をつぎ、内科クリニックを約20年運営しておりました)。 その他昔の話ですが、出血性胃潰瘍で死にそうになった方(緊急内視鏡で私が止血できました)、出血性十二指腸潰瘍で緊急手術で助かった方、10名弱の方。 昔は胃潰瘍・十二指腸潰瘍で死にかけた人は結構おられました。 ピロリ菌の除菌と薬がよくなってなくなる方はほとんどおられなくなりました。以上の10数名以外にはやめた方はほんの一握り、だと記憶しています。
●発症してから早くに治療を開始した方が治りは良い、印象。
同じような経過の方を同時期に治療した経験から時間がたつと非常に治りにくくなるように感じます。 最近の免疫系のクスリも10年以上経過した方には有効性が低い事は報告がありました。 円形脱毛症で著明な先生のブログからは2年以内の治療が望ましい、とニュアンスを感じました。 ガイドライン上は単発で増悪がない場合は1年は様子見も選択肢になる、主旨が記載されています。 6か月以上の寛解がない場合は、早く最大限の治療をした方が良い、印象です。
●栄養療法は再発を防ぐためにはある程度有効だと感じます。
問題は栄養療法をある程度理解、実行できる医師、医療施設はとても少ない、という事です。
さらに治療ができるか? というと栄養療法と治療ができるところはほとんどない、というのが現実だと思います。